ゴルフ世界ランキング(2020年)
■ゴルフ世界ランキングとは
ゴルフの世界ランキングは「ワールドゴルフランキング」とも言われ、1985年から運用されています。
ポイント制になっており、1試合あたりの平均ポイントの上位からランクずけされます。
世界ランキングに反映されるポイントが得られるツアーは以下になります。
・PGAツアー
・ヨーロピアンツアー
・日本ゴルフツアー
・オーストラリアツアー
・サンシャインツアー
・ウェブドットコムツアー
・チャレンジツアー
・韓国プロゴルフツアー
・PGAツアーチャイナ
など
世界ランキングを有すると「メジャー大会」や「世界ゴルフ選手権」に出ることができます。
「世界ランキング50位以内」の資格で出れる大会は以下になります。
「世界ランキング50位以内」で出場可能
・マスターズ
・全米オープン
・全米プロ
・全英オープン
世界ゴルフ選手権
・WGCメキシコ選手権
・WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー
・WGCフェデックス・セントジュード招待
・WGC-HSBCチャンピオンズ
その他
・プレイヤーズ選手権
・メモリアルズトーナメント
シードがなくてもいろいろな試合に出場できるのがメリットです。
マスクをしてゴルフをしましょう↓
■ポイントの算出方法
ゴルフの世界ランキングは1試合あたりの平均ポイントで順位付けされます。
世界ランキング(平均ポイント)=【過去2年間の総合ポイント➗出場試合数】
過去「2年間」にトーナメントで獲得したポイントを、出場試合数で割り算したものが世界ランキングのポイントになります。
(ただし、40試合以下の場合は「40」、56試合以上の場合は「56」)
また、直近13週分のポイントはそのまま加算されます。
しかし、残りの91週分のポイントは約1%ずつ減らされて加算されます。
ポイント加算率
1~13週前 ポイント×1.0
14周~104週前 ポイント×0.99~0.01
※2年前(104週前)のポイントは、ほぼゼロで加算される。
■ポイントが高い大会は?
獲得ポイントが最も高いのがメジャー大会になり、優勝すると100ポイントもらえます。
日本ツアーで最もポイントが高いのが日本オープンゴルフトーナメントになります。
優勝すると32ポイント得られますが、メジャーとは3倍ほどの差があります。
以下に主要な大会の優勝時のポイントを記載します。
優勝時のポイント
・4大メジャー 100ポイント
・ザプレイヤーズ選手権 80ポイント
・BMW PGA選手権 64ポイント
・日本オープンゴルフ 32ポイント
その他のPGAツアーのポイントはどうでしょう?
実は獲得ポイントは固定されておらず変動する仕組みになっています。
世界ランキング1位が出場…45レート
世界ランキング2位が出場…37レート
世界ランキング200位が出場…1レート
世界ランキング上位の選手が出場した人数が多いほど、レートが高くなります。
世界ランキング200位までの全ての選手のレートを足してポイントを決めます。
1000レートの大会…優勝すると80ポイントの大会
500レートの大会…優勝すると62ポイントの大会
300レートの大会…優勝すると48ポイントの大会
トップ選手が出場する大会を絞る理由がわかりますね。
賞金もそうですが、獲得ポイントにも差があるのです。