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【ゴルフデータ】ローリーマキロイの飛距離の秘密は高効率の打撃条件

更新日:2020年3月30日


ローリー・マキロイは2017年度のPGAゴルフツアーの飛距離ランキングにおいて

No.1に輝いているが、決してツアーの中では大柄な方ではなく、

ヘッドスピードの割には非常に高い飛距離を叩き出している。

新しいドライバーとの相性も良く、10ヤードの飛距離アップに成功した。

2018年は世界ランキングの巻き返しにも期待したい。

ローリーマキロイの使用ドライバー↓

名前  ローリー・マキロイ

出身  アイルランド

身長  178cm

体重   73kg

世界ランキング 6位 

賞金ランキング 39位 $2,430,182

飛距離ランキング 1位 317.2Y

■飛距離と打撃の条件

2017年シーズンは前年から飛距離が10ヤードもアップしている。

ドライバーで飛ばす為に必要なスイングスピードやボールスピードはもちろん速いが、さらに最適な弾道で飛ばす事ができるようになった事が解る。

2017年データ

2016年データ

■ヘッドスピード

ローリーマキロイはヘッドスピードは53.35m/sと

PGAツアーの中でも早い方であるが、ヘッドスピードに比べて

非常に高い飛距離になっており、効率の良い条件で飛ばしている。

2016年と比べるとヘッドスピードの変化はないが、

平均飛距離は10ヤードも伸びている。

■ミート率

ヘッドスピードの割にボールスピードが高いデータになっている事から、

2016年と変わらずPGAゴルフツアーの中でもミート率が高く

効率的にゴルフクラブにパワーを伝えてる事ができている。

■弾道データ

PGAゴルフツアー選手の中でもスピン量は2300rpmと低スピンになっており、

打出しアングル12.5度という高打ち出しで飛ばすには効率の良い条件になっている。

2017年に飛距離アップした一番の大きな要素であり、

2016年からやや低スピンになり打出しアングルに関しては

2.5度以上も高くなっている。

ドライバーを変更した事による影響かもしれない。

■フェアウェイキープ率

平均キープ率が55%と2016年のデータから比べると低下しているが、

飛距離の割には高いキープ率を維持しており、

ドライバーショットは得意なタイプだとデータから解る。

■飛距離とスコア

PGAゴルフツアーの中でも平均スコアが70以下と

ツアーの中でも非常に高いレベルのゴルフをしている。

飛距離が伸びるとスコアが良くなる傾向があるが、

飛距離をアドバンテージにして良いスコアを出せているのも特徴的だ。

■ゴルフスイング

ローリーマキロイは左を向きながらプッシュアウト気味に打撃する

独特のスイングであり、ジャスティントーマスと同じようにジャンプアップして

反動でヘッドスピードを上げるスイングで高ヘッドスピードを生み出している。

■クラブセッティング(ドライバー)

ローリー・マキロイの圧倒的な飛距離と高効率な弾道条件を

生み出しているのはテーラーメイド社製のM3ドライバーである。

2017年度はこちらのドライバーを使用した事もあり、

低スピンに加えて、打出しアングルは2.5°以上も上がり

前年と比べると10ヤード以上も向上している。

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