top of page
  • パイソン2017

【最新】マットクーチャーのクラブセッティングとショットデータ(2020年)

更新日:2020年5月6日


 

ブログ内容

・プロフィール

・クラブセッティング(概要)

・ショット貢献度

・ドライバー飛距離

・ドライバー打撃条件

・平均スコア

・バーディー率

・パーオン率

・平均パット数

・最新クラブセッティング

 

(GolfWeek出典)

マットクーチャー

(Matt Kuchar)

出身 USA

身長 193cm

体重 88kg

世界ランキング17位

賞金ランキング40位 

$1,190,106

WGCはあと一歩の所で逃してしまったが、2019年は2勝をあげ安定した成績を残している。


20年度は優勝はないものの、Top25以内に入る確率は非常に高く、不安定さは全く見当たらない。


アンカリング規制対策として「アームロック式」を取り入れて以降は、パッティングの数字も大きく向上した。

年齢的にも40歳を迎え、シャフトも軽量タイプのものに変え、少しでも現状を維持しようと頑張っている。

飛距離や精度が落ちてくる前に、メジャーを取りたいだろう。


クラブセッティング


クーチャーはグリーン周りのプレーを得意としており、パターとウェッジにはこだわりを持っている。

パターが中尺であり、シャフトを左腕に絡ませる「アームロック式」と呼ばれるストロークを取り入れている。

その為、アームロック専用の特注タイプのパターを使用しており、スタッツを向上に大きく貢献している。


パッティングの苦手な方は、中尺パターにトライしてみてもいいだろう。


クーチャーの使用パター↓


また、ウエッジに関してもロフト毎にメーカー3種類で分けている。

今年は少しでもスピン性能を向上させる為に、テーラーメイドのモデルを取り入れた。


ショットの貢献度

グラフが上に伸びるほど、スコアが良い。


マットクーチャーはゴルフ総合力が高く、苦手なショットがないのが特徴的だ。


特にグリーン周りのショートゲームとパッティングを得意としており、玄人好みのゴルフスタイルをしている。

ミスの少ないゴルフをする事で、ベテランになった今でも上位に居続ける事ができるのだ。

ティーショットのスコア相対的に良くないのは、PGAツアーのティーショットレベルが格段と上がっているからである。

平均で289ヤード飛ばすクーチャーのドライバーでは、平均的に300ヤードを飛ばすPGAツアーでは物足りないのだ。


平均スコア

 

2020年度 70.23YY

(25位)

2019年度 69.91Y

(14位)

 

平均スコアが70であり、PGAツアーの中でも上位レベルで安定している。

約70%以上の確率でTOP25に入っており、30%の確率でTOP10に入る事が出来ている。

優勝争いには平均で69台のスコアを出す必要がある為、あと一息という所で優勝を逃している。

2019年に優勝したソニーオープンやマヤコバクラシックではパーオン率が80%を超えていた。

パターの名手だけに、どれだけグリーンを捉えらるかが優勝を握る鍵なのだろう。


飛距離ランキング

 

2020年度 282.7Y

(215位)

2019年度 289.5Y

(135位)

 

平均飛距離は289ヤードとPGAツアーの中では物足りなく感じる。

トーナメントによっては平均飛距離310ヤードを超えるコースもあり、身体が大きいだけに実は飛ばすポテンシャルは十分にあるのだ。

フェアウェイキープ率が67%と非常に高く維持しており、攻めと守りをドライバーでも使い分けている。

「飛ばせるがあえて飛ばさない」がクーチャーのドライバーショットなのだ。

ショットとパットのデータが非常に高く、2打目以降を常に考えているのがよくわかる。



パーオン率

 

2020年度 67.26%

(104位)

2019年度 69.38%

(20位)

 

グリーンを捉える確率を見てみると、ミドルアイアン以下の距離で非常に高い数字を叩き出している。

このデータからもクーチャーならでは安定感の高さが分かる。

セカンドショット以降はピンに寄せるよりもグリーンに乗せる事を重視してショット打っている。

パッティングに非常に自信を持っているから、無理をする必要がないと考えているからだ。

175ヤード以上の長い距離はあまり良くない為、パー3やパー5でのスコアメイクが鍵になるだろう。


バーディー数

 

2020年度 4.00

(42位)

2019年度 4.01

(35位)

 

平均バーディー数が4.0とPGAツアーの中でも上位25名には入ってくる。 しかし、彼の凄いところは、ボギー率が平均よりも3%も低くなっている事だ。

これまで述べてきたような、安定感重視のマネジメントが怪我の少ないゴルフに繋がっている。

バーディー数がそれほどでなくても、ボギーが少なくなればスコアは必然的に良くなるのだ。

また、ゴルフのリズムが崩れにくくなる事で、焦らずに集中する事ができる。

その結果がバーディー率の高さに繋がっているのだろう。

シーズンを通じて高いパフォーマンスを保つ事ができるのも利点だ。


平均パット数

 

2020年度 1.73

(33位)

2019年度 1.74

(54位)

 

マットクーチャーのパッティングの上手さは、3パット率のデータからわかるだろう。

PGAツアー平均の半分にまで抑える事が出来ている。

高いパーオン率に加えて、3パットも少ないとなればボギーも減るわけだ。

PGAツアーでも彼のパッティングスタイルである、「アームロック方式」が流行ってきている。


これだけのスタッツの高さをみると、今後は彼を真似た選手が増えていくだろう。

クラブセッティング(2020年)

ドライバー

ブリヂストンツアーB JGR

(9.5度)

シャフト: フジクラATMOSブラック

(TS6-S)



3ウッド

テーラーメイド M6

(ロフト14度)

シャフト:フジクラスピーダー

(エボリューション757X)


UT

ブリヂストンツアーB XD-H

(ロフト18度)

シャフト:フジクラスピーダー

(HB8.8TS-X)


ピンゴルフアンサー

(ロフト20度)

シャフト:フジクラスピーダー

(HB8.8TS-X)

アイアン

ブリヂストンゴルフJ15CB

(5番-PW)

シャフト:ダイナミックゴールド105

(S300)

ウェッジ

ブリヂストンゴルフJ40フォージド

(52度)

クリーブランド RTX-3

(56度)

テーラーメイド ミルグラインド

(60度)


パター

(アームロックDASS)


ボール

ブリヂストン

ツアーB X

■関連ブログ

閲覧数:2,460回0件のコメント
bottom of page